【謎】地下には何があるのか?妄想の地下都市フランス
2017/09/21

私の住むフランスの街には地下に色々な施設があります。
気になっているのが、たまに見かけるこのようなゴミ箱。
捨てる口は小さめで、ゴミは下に落ちるようで捨てたら取り出せません。
地下はどうなっているんだろう・・・。
私の頭の中には色々な想像が渦巻きました。
そんな私の妄想を掻き立てるとっかかりになった情報を挙げてみます。
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地下に何かがあると妄想させる情報
景観令
フランスは景観例があり、外に洗濯物を干す事が出来ません。
室内用の洗濯干しで室内に干しています。
布団やベッドマットはどうやって干したら良いのか未だに分かりません。
古い建物をうまく使いまわし、店舗もアパートも入っていて建物の中も改造されています。
新しい建物も景観を損ねるので建てられないのでしょう。
庭や駐車場は内側にある
中心街では建物も道路に面して庭や駐車場が無く、内側に駐車場や庭があるのでGooglemapsで街を上から見るとこんな感じになっています。
道路上にもパーキングがありますが、アパルトマンなどは建物に大きなドアや自動扉があり、住人は運転する自分の車が建物に近づいたらリモコン操作でドアを開け、中に入って駐車します。
地下に多い駐車場
公共の駐車場も地下にある事が多く、地下何階にも渡ります。
地上をいじらないように古い建物を守ろうというフランス人の気持ちが伺えます。
一般家庭にも地下室
アパルトマンにも地下室が付いている事も多く、一般家庭にも地下のワインセラーなどがあり、野菜や果物を貯蔵して冷やしておく冷蔵庫がわりにも使われています。
今でも残る石畳
道も石畳み。
戦中に敵の体力を奪うために敷かれたそう。
ヒールではとても歩けません。
歩いてみましたが、体力の消耗が激しすぎるし足を挫きました。
こんな石畳みをかなりのハイヒールで歩く女性をたまに見かけますが、相当な体力と、細くとも頑丈な足首をしているのでしょう。
パリの地下に600万人が眠る世界最大の地下墓地
世界の心霊スポットと言われるカタコンブドパリ。パリの地下納骨堂(カタコンベ)です。
12世紀初め、教会に埋葬料を払えるほど裕福でない人々のための中央集団埋葬墓地サン・イノサン墓地が開設されました。
そのうち墓地は死人を埋葬する隙間がなくなり、パリの地下にあるワイン貯蔵庫の壁が倒壊するという事態にまでなりました。
そこで大量の遺骸を掘り起こし、採石場だった現在のカタコンブ・ド・パリに移動する事業が1786年に始まり、1788年に完了したのです。
参考:wikipedia
そんな私の妄想
そんな幾つかの情報から、建物や景観を大事にするフランスは、新しい施設は地下に作っていると推測しました。
このゴミ箱、形状からすると相当深く、多少の衝撃では壊れない頑丈さです。
それが街の至る所にあり、地震の無いフランス…。
私の妄想はこうです。
*絵が汚くてすみません
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裏切られた妄想
そんなある日。
夫から衝撃の事実を聞かされました。
「クレーン車がゴミ箱を持ち上げて、中身を回収してたよ。」
はっ?!多分底が深くて大きいし、いくつもあるゴミ箱をクレーンで一つ一つ持ち上げる訳?!道も狭いし沢山あるんだよ?
私は信じられませんでした。
でも、暫くして私もその現場をこの目で見る時が来てしまったのです。
クレーンが一つ一つのゴミ箱を持ち上げ、荷台にゴミを運んでいます。
ゴミ箱、深い・・・。
ゴミ箱が満杯なら4つはあるゴミ箱のゴミを全て載せられないんじゃないでしょうか。
石畳みも…剥がしてるやん…
そんなフランスが大好きです。