フランス人は飲まないらしいボジョレ・ヌーヴォー解禁!2017年を早速体感してきました
2017/11/19

先日友人から飲みのお誘いを頂き、ボジョレ・ヌーボー解禁を体感しに行ってきました。
フランスでは賑わっているわけでも騒いでるわけでもありません。
ボジョレ・ヌーヴォーを出してくれる店がいくつかあるのです。
私が住んでいるノルマンディー地方は、ワインはそれ程有名なところではありません・・・。
リンゴの名産地なのでシードルは沢山種類があり、カルバドスが有名です。
フランスの他の地域に行くと逆にシードルが無いんです。
ワインが有名な地域はもしかすると?ボジョレ・ヌーヴォー祭りはあるのかもしれません。
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フランス人は飲まないらしい
お店を予約してくれた友人は、今日は定時で帰ることを仲間に認識させるために「今日はボジョレ・ヌーヴォー飲みに行く」と言っていたそうなんですが・・・。
職場のフランス人から・・・
「え?なんでボジョレ・ヌーヴォー?」
「飲んでも美味しくないよ」
「あんな若いのワインじゃない」
など・・・今までも含めフランス人には色々な意見を言われたようです。
「新しい物飲むの楽しいじゃん!!」
ということで、とりあえず予約時間まで少し時間があるので、アペロしに飲み屋へ。
フランスで飲む普通のワインはどんなもの?
私は、他の酒はある程度好みがあって分かりますが、ワインはヨクワカリマセン。
日本で売っているワインのようなものは醸造酒もあったり色々な種類がありすぎて、普段ちゃんとしたワインを飲む機会はあまりありませんでした。
高いワインを飲んでも、それほど美味しいとは感じたことが無かったのです。
フランスのレストランで出てくる赤ワインは見た目も濃くてドスッとした重たい感じがします。
ちょっと飲むだけで十分なくらいです・・・・。
多分そんな年数が経って熟成されたワインが、フランス人や通の方々が好む赤ワインなのでしょう・・・。
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今年初のボジョレ・ヌーボー
暗くてちゃんと撮れませんでしたが、普通のワインに比べると新しいせいか透明度が高いです。
味もさらっとさっぱり!飲みやすい!
やっぱり私は普通の赤ワインよりこちらのほうが好きだなぁ(汗
このお店は色んなイベントに敏感で、街ではあまり盛り上がらないハロウィンの日にも「かぼちゃビール」をメニューに入れてくれていました。
今日本番のボジョレ・ヌーボー
今日のメインのお店にやってきました。
こちらのお店で出てきたのは、かわいらしい瓶に入ったMommessinのボジョレ・ヌーボー。
やはり透明度があって、テーブルクロスの柄が透けているのはわかりますでしょうか?
先ほどの店のワインは甘みはありませんでしたが、このボジョレは甘みがあって飲みやすく、程よく濃さもあるのでとっても美味しかったです。
多分コレ、日本で女性ウケする味だと思います。
このメーカーのロゼとか白も飲んでみたいな・・・。
もう一本飲みたかったのですが、これが最後だったそう(泣
他にボジョレ・ヌーボーを飲んでいる客は見当たらなかったので、数日前に予約していた私たちの分1本だけ仕入れていたのか?謎です。
ハムも美味しくて、飲みやすいワインと合ってとっても最高・・・。メインはステーキにしました。
お会計をして帰ろうとしたら、店主がカウンターで全員に出してくれたカルバドス(度数40)。
いや・・・そんなに注がれると帰れなくなる・・・・(汗
私のイメージでカルバドスは、ロシアの寒い日の夜にクイッと飲むウォッカのような感じです。
ん・・・?!
このカルバドスもヌーヴォー(新しい)?!なくらいさらっとしていて濃さも無く飲みやすかったのです。
でもカルバドスはVSOPくらいの程よい年数経ったくらいが好きです。
今日は速いペースで沢山ワインを飲んでしまい、とどめがカルバドスだったので帰るとベッド直行でした。
体感的にどうだったのか?
多分、日本でボジョレ・ヌーボーと言われてワインを出されたら、私は良く分からなかったと思います。
それ程日本には色々な味のついたワインがありすぎたので・・・。
フランスではそんなにお酒に色々な種類は無いし、あるものを飲むしかありません。
普段出てくる赤ワインが常にドスっとしていて熟成されているのは良くわかっていたので(多分それしか店に置いてない)、
それに比べると
「あぁ!!これが今年新しくできたワインなんだな!!」
というのは見た目でも味でも感じることができました。
やっぱり私は普通のワインよりボジョレー・ヌーボー飲みたいです(笑)
Mommessinをスーパーで発見した日には即買い決定。